花が好き。それだけで終わるのはもったいない。

お花屋さんの前を通ると、つい足が止まる。でも、そのお花を買わずに帰る。
季節のお花を見ると、「きれいだな」と思う。だけど飾り方がわからないから、欲しいと言えない。
そんなことはありませんか?
実は「お花は好きだけれど、楽しみ方がわからない」という方はとても多いんです。
それ、すごくもったいないですよ~!!
せっかく好きなものがあるのだから、その気持ちを大切にしてみませんか?
「好き」で終わってしまう人が多い
お花の講師をしていることを伝えると、「お花が好きなんです」そんな言葉をよくお聞きします。
でも、その後には決まって
「私センスがないから」
「お花屋さんに行っても何を選んだらいいかわからない」
「結局見るだけで終わっちゃうんです」
私はそのたびにすごくもったいないって思ってしまうんです。
好きなのに楽しみ切れていない。
好きなのに、一歩を踏み出せない。
好きなのに、自分のものになっていない。
お花が悪いわけでも、その人にセンスがないわけでもないんです。
ただ、「好き」を育てる方法を知らなかっただけなんです。
「好き」は育てるもの
私たちは子どもの頃、好きなことを夢中でやっていました。
絵を描く、歌を歌う、本を読む。
時間を忘れるくらい楽しめたことがそれぞれにあったはずです。
でも、おとなになると「好き」は素恋ずつ後ろに下がっていき、仕事、家事、子育て、介護のような「ねばならない」ものの方が多くなってきます。
でも、「好き」という気持ちがなくなったわけではありません。
それを育てる時間が減ってしまっただけなのです。
だから、おとなこそ「好き」を育てる時間が必要なのではないかと私は思います。
技術は「好き」を育てる栄養になる
趣味だから、そこまで本格的じゃなくてもいい。
そう思い方もいますが、私は趣味だからこそ、確かな技術を身に付けてほしいと思っています。
なぜなら、技術は競争するためではなく、好きでい続けるための力だからです。
例えば、ピアノ。
好きな曲を思い通りに弾けたら楽しいですよね。
でも、あなたがもし楽譜が読めなかったら。楽器の使い方がわからなかったら。
好きな曲にチャレンジすることもできないし、思い通りにならないって続けるのがつらいですよね。
お花も同じで、お花の扱い方を知る、見方を知る、デザインの基本を知る。
そうすると「好き」は少しずつ暮らしの中へ入ってきます。
お花はそのままでもきれいなので忘れがちですが、お花は技術があると「好き」をもっと楽しめるようになるんです。
未来を最初から決めなくていい
教室に来られる方に、「将来、お花屋さんかお花の先生になりたいですか?」と聞くことがあります。
ほとんどの方が「そんなこと考えたこともないです」と笑って首を振ります。
そういう私も昔はそう言って趣味としてのお花を楽しんでいました。
だから、はじめから未来を決める必要はないと思っています。
自分の趣味のためにお花で遊んだり、季節を取り入れるためにお花を飾ったり、そんな時間を楽しんでいただければいいなと思っています。
だけど、お花を続けていくうちに、「友達にプレゼントを作ってみたい」「いつかお花を仕事にできたら素敵だな」そんな気持ちが芽生える人もいるんです。
私のように(笑)
だから私はどんな未来も選べるように、趣味だから・・・
いろんな未来のために確かな技術をお伝えしていきたいのです。
お花を一生の楽しみに
人生の後半は「何を頑張るか」よりも「何を楽しむか」が大切になってくるように思います。
だからこそ、私は「好き」を大事にしたい。
それは、一時的な気分転換ではなく、何年も人生に寄り添ってくれる楽しみになってほしいからです。
趣味から始めたお花が、暮らしを豊かにし、人生を支える楽しみになる人もいます。
どんな未来を選ぶとしても、その始まりは「お花が好き」という小さな気持ちです。
私はその気持ちをレッスンで1回で終わるものではなく、何年先も続いていく喜びへ育てていきたいと思っています。
なので、花を飾る技術だけでなく、花を楽しみ続ける力を育てる教室でありたいと思っています。

