お花のある暮らしよりもお花と過ごす暮らしを

「お花をどこに飾っていますか?」

レッスンでそんな質問をすると、多くの方が「玄関です」と答えます。

確かに、玄関は家の顔。

出かけるときにも、帰ってきたときにも目に入る場所ですし、お客様が来たときにも見てもらえる場所ですよね。

だから、お花を飾る場所としてはとても自然なのかもしれません。

でも、私がお花を飾るようになってちょっとその考えが変わりました。

本当にお花を飾りたい場所は玄関なのかな?と。

はなのあ教室の考える「お花と過ごす暮らし」についてちょっとお話したいと思います。

「花のある暮らし」に感じていた違和感

「花のある暮らし」というのがコロナ禍以降、雑誌やSNSでも見かけるようになりました。

私もSNSで #花のある暮らし なんてつけていた時期もあります。

Instagramでは柔らかな光が差し込む窓辺のテーブルにきれいな器に飾られた季節のお花の写真。

暮らしを彩る素敵な写真をたくさん見ることができ、「お花のある暮らし」を楽しむ様子がうかがえます。

でも、最近の私は「花のある暮らし」よりも「お花と過ごす暮らし」の方がしっくりくるなと感じています。

「ある」と「過ごす」の違い

「花のある暮らし」と聞くと、どこかインテリアのような印象があります。

おしゃれな空間を作るための存在のような、暮らしを整えるアイテムとしての存在。

お花は置いてあるだけで空間を明るくしてくれるし、季節感も生まれるので、もちろんそれも素敵なことだなと思います。

でも、「花と過ごす暮らし」と考えると、お花との距離感が少し近くなる気がするのです。

朝、コーヒーを淹れながらお花を見て、今日も元気かなって確認する。

水替えをしながら、ちょっとお花が開いてきたなって変化に気づいて、挿し変える。

出かける準備をしながら、ふとお花の香りを感じて今日もがんばろうって思える。

お花がそこに「ある」のではなく、一緒に時間を過ごしている。そんな感覚です。

お花は暮らしのスピードを少し緩めてくれる

私たちは忙しい毎日の中で、つい効率を優先してしまいます。

家事を終わらせること。

仕事をこなすこと。

家族の予定を調整すること。

気づけば一週間があっという間に終わってしまいます。

でも、お花はそんな私たちを少し立ち止まらせてくれます。

「つぼみだったお花が咲いてる」

「あと何日楽しめそうかな」

「今日は暑くなりそうだから、水をきれいにしておこう」

そんな、ほんの数秒のことかもしれませんが、その数秒が”置き去りにしていた自分の感覚を取り戻す時間”になることがあるんです。

お花を習うと、世界の見え方が変わる

以前、生徒さんがこんなことを話してくれました。

「最近、お花があると気になって見るようになったんです。」

美容院の受付のお花、カフェのテーブルのお花、道端に咲くお花。

今までは気に留めなかったところにあるお花が目に入るようになったようです。

それは知識が増えたからだけではありません。

お花と過ごす時間ができたことで、自分の中に「お花を見る視点」が育ってきたのではないでしょうか。

私はそんな変化がとても好きです。

お花を好きな人を増やしたいと言うより、花を通して世界を少し楽しめる人を増やしたいと思っています。

玄関よりもリビングにお花を飾ってほしい

私は玄関よりもリビングにお花を飾ることをオススメしています。

リビングは家族が集まる場所。

テレビを見たり、ご飯を食べたり、スマホを見たり。

一日の中でいちばん「素の自分」に戻れる場所でもあるのではないでしょうか。

そんなリビングだからこそ、お花があることで暮らしは少し豊かになるのではないでしょうか。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               

玄関のお花は「いってらっしゃい」「おかえりなさい」を言ってくれる存在、                                  

リビングのお花は「今日もお疲れさま」「今日の調子はどう?」と語りかけてくれる存在なのかもしれません。

そして、「今日のお母さんのお花、こう見えるね」と家族の会話も広がったり、家族の楽しみにもつながる。

だから、お花がインテリアではなく、人に寄り添い、家族をつなぐ存在となるのはリビングなんじゃないかなと私は思っています。

リビングのお花にちょうど良いはなのあ教室のお花

はなのあ教室のお花は、私がリビングに置くことをオススメしているので、リビングにちょうど良いお花を提案しています。

だから、飾る場所を圧迫しない大きさと、余白や動きのあるお花。

そして、作る人が「好きだな」と思う気持ちを一番大切にするデザインのお花を作ってもらっています。

お花との関わりを大切にしたいので、作るときからお花と対話しながらお花を活けています。

お花が好きだからお花を飾るだけではなく、お花とともに過ごす時間が好きだからお花を飾る。

そんな人になってもらえたらいいなと思ってレッスンをしていますので、ご興味がありましたらまずは体験レッスンにお申込みください。

お子さん向けのレッスンもありますので、家族でお花を楽しみましょう♪

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